波動関数の確率解釈

波動関数の確率解釈

ドイツの物理学者であるボルンは、箱の中に電子を一個だけ入れて閉じこめ、箱の中に仕切り板を入れて箱の内部を二つの空間に分けるという思考実験をしました。

この実験でボルンは、一個の電子の波を複数に分割できないので、電子は必ず仕切り板で分けられた左右どちらかの空間だけで発見されるはずだと考えました。

そしてこの時に、割れているのは電子が左右どちらの空間で発見されるかの確率であるとしました。そして波動関数の絶対値を二乗したものは、電子がその場所で発見される確率に比例する「波動関数の確率解釈」という説を唱えました。

つまり、私たちが「ある場所」に電子を発見するかどうかは、その場所における波の振幅である波動関数の値によって左右されることになり、波動関数の絶対値が大きい場所ほどそこに電子を見つける可能性が高いということになります。

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